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2014.10.12

NT倍率の鞘取り(10/11)

先週のNT倍率は12.31まで上昇している。

先週は株価が全面的に下落しているが、NT倍率が上昇しているということは、日経平均の下落に対してTOPIXの下落のほうが大きいということである。これは、所謂値嵩株に対して大型株が大きく下落しているということを意味する。

日経平均株価はファーストリテイリングやソフトバンク、ファナックなどの決まった個別銘柄の値動きに対する感度が高く、また海外投資家の先物取引に値動きが引っ張られやすい傾向にある。TOPIXは東証全体の平均値を表し、時価総額の大きな銘柄に左右されやすいが、TOPIXが下げているということは全体的な株価下落を意味し、あまり良くない。日経平均は投機的な動きの要素が大きいが、TOPIXが下げてくると恣意的に操作されているのではなく本当に株価が下がっている、という感じがする。NT倍率の上昇はそういう兆候を現している。

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というわけで、今のNT倍率の上昇は株価全体の下落を示しており、嫌な感じなのである。

NT倍率の鞘取りのほうは、入ったときの倍率は12.26倍程度だったのに、損益はマイナス3,000円程度と被害が少ない。今のように日経平均先物とTOPIX先物を1枚づつ売り買いするやり方の場合、株価が下落傾向にあるとNT倍率鞘取りのショートは損失になりにくい。

この後株価が戻してNT倍率が変わらなかったりすると、つまり日経平均もTOPIXも同じように株価が戻してゆくと損失が拡大する。そうではなく、日経平均の戻りに大してTOPIXが大きく戻ると、NT倍率は下落し損失は解消してゆくことになる。どっちだろうか。TOPIXは今一時的に下げ過ぎているんだろうか。

141011_sbi_future

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