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2013.01.20

ロシアルーブル建債権はどうですか?

SBI証券からロシアルーブル建社債が出ている。

https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_bond&cat1=bond&cat2=foreign&dir=foreign&file=comment/bond_foreign_P1816.html

商品名 ビー・エヌ・ピー・パリバ 2017/2/6満期 ロシアルーブル建社債
格付 A2(Moody's) / A+(S&P)

4年もので年利6.0%。SBI証券のRUBの為替スプレッドは8銭とあり、現時点のRUBJPYのレート2.98円に対して片道手数料2.7%となる。

一方、楽天証券からもロシアルーブル建社債が出ている。

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/bond/foreignbond/rub/new_issue.html?l-id=mvtopflabnr_foreignbond_rub_new_issue

発行体 エイチエスビーシー・バンク・ピーエルシー(HSBC Bank plc)
格付け※ AA-(S&P), Aa3(Moody's)

こちらは3年もので利率は年5.03%。ところが楽天証券はRUBの為替スプレッドが15銭もあるので、手数料換算で5.0%である。こちらの方が若干格付けが高い(ので利率も低い)。

SBI証券の債権はスプレッドを差し引いた実質利率は(6.0*4-2.7*2)/4=4.65%、楽天証券は(5.03*3-5.0*2)/3=1.7%である。SBI証券はともかく、楽天証券は買う価値なし。
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で、SBI証券の方を少し詳しく調べてみた。

SBI証券で外貨建債券を買うには円貨決済と外貨決済を選択することになる。外貨決済の場合は予め為替取引で円を外貨に交換しておき、この外貨で決済するということになる。18日の15時時点でのロシアルーブルの買いレートは3.0721円。このところの円安のせいでずいぶん上がっている。

130120_sbi_rub2

債権を購入する画面では円貨決済と外貨決済を選択するようになっている。

130120_sbi_rub

ところで肝心の為替レートであるが、これはRUBJPYの5年間の週足である。これを見ると今微妙な時期にさしかかっており、2008年のリーマンショック後の下落の底値2.4円位から、去年の野田っち解散宣言からの円安で上昇に転じ、ちょうどチャートポイントとも言える3円丁度に達している。このレートが4年後にどうなっているか、という話だが、なんとなく、今が買い時か、という風に見えるがいかがなものか。

130120sburubjpyw

というわけで、仕組みは大体理解したので、この債権の期限である2月4日までに為替レートの様子を見て買い時と思ったときに買ってみようか。それまでに売り切れていたらそれはそれで諦めよう。

↓ここにロシア経済についてのブログがある。
http://russianeconomics.doorblog.jp/

SBI証券は去年の10月からロシアルーブルの外貨決済が出来るようになった模様。

https://site2.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_home&cat1=home&cat2=corporate&dir=corporate&file=irpress/prestory121002.html

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