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2009.11.22

クロス円とドルストレートの違い

以前から疑問に思っていたことがある。

ドル円以外のクロス円の取引と、ドル円以外のドルストレートの取引の違いである。

ドルストレート(たとえばユーロドル)で取引した場合、最終的には決済時のドル円レートで円建てで損益が計算される。つまり、最後には円になる。それなら最初からユーロ円で取引することと何も違わないのではないか。

具体的に計算してみよう。

たとえば、ユーロドルを1枚(10,000通貨)買う場合を考える。スプレッドは考えない。

買った時点のレートが次の通りだったとしよう。

ユーロドルが1.48ドル
ドル円が90.00円
ユーロ円=ドル円×ユーロドル=133.2円

売った時点のレートが次の通りだったとしよう

ユーロドルが1.50ドル
ドル円が89.00円
ユーロ円=ドル円×ユーロドル=133.5円

ユーロドルの決済による損益は+0.02ドル×10,000=200ドル
ドル円が89円なので円換算で200×89=17,800円

となる。一方ユーロ円を買って売った場合どうなるだろう。

ユーロ円で取引した場合の損益は、0.3×10,000=3,000円

ぜんぜん違う。分かるだろうか。

この例では、ユーロ円は200pips上昇しているのにドル円は100pips下降しており、ユーロ円を買っていた場合儲けが相殺されてあまり出ていない。ところが、ユーロドルは純粋に200pips上昇しているので、最終的に円転する際のレートは買った時点に比べて1ドルあたり1円下がっているが、クロス円を買っていた場合に比べると利益はずっと高い。

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Comments

クロス円とクロス円以外の取引って結局同じじゃないのかと
グーグル先生で探しておりましたらこちらの記事に行きあたりました。
他にいくつかのサイトをめぐった中で、こちらが一番簡潔で理解しやすかったです。
参考になりました。ありがとうございます。

Posted by: ebanse | 2012.11.20 at 23:59

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